



電源用機器とは制御回路に電気を供給する機器一般のことを言います。例えば、変圧器や直流電源装置などが挙げられます。
基礎受動部品とは、機器を構成するための要素機能を持つ部品のことを言います。抵抗器やコンデンサなど、電気回路を構成する上でインフラとも言える基礎的な機器です。
命令用機器とは、シーケンサ回路などの制御系に、外部から指導・停止などの入力信号を与える機器のことです。
アクチュエーターとは、命令用機器からの信号を受けて直接制御対象を駆動する機器のことです。機械を動かすためには、力やトルクを生み出さなければなりませんが、そのための力を生み出す機器です。
モーターやソレノイドなどが例として挙げられます。
警報・表示機器とは、制御対象の状態や異常を作業者に警報・表示する機器のことです。
センサーとは、位置、角度、回転数などさまざまな物理量を検出し、電気信号に変換して各装置へ送り出す機器のことです。サーミスタやポテンションメータなどが挙げられます。
制御する機械・設備に応じた制御設計をいたします。サイズや目的に適した組み込む機器の種類など、制御盤の概略デザインがここで決定されます。
制御する環境規格を考慮し、最適な機器の選定を行います。
制御盤を用いて操作を行うため、まず操作性を考慮したスイッチや部品の表面レイアウトを決定します。
表面のレイアウトが決定してから、それらを邪魔しないように、機器や配線を設置していきます。他の機器によるノイズ防止などへの注意が必要です。
図面・レイアウトに従って機器を取り付け、配線を行い、完成となります。
各生産プロセスの段取り時間や作業時間は製品仕様に大きく左右されます。その製品仕様を決定する工程が設計になるため、製品コストの大部分を決定する非常に重要な工程になります。
如何に設計段階でコスト競争力と品質を兼ね備えた製品を生産できるかが決定するのです。